当社では障害もひとつの個性だと考えます。どんな個性を持った人でも、住んでいる地域とつながって、その人らしく生きていける社会を目指しています。
そんな社会を作るのに、国を初めとする「誰か」がやってくれるのをただ待つだけでなく、自分にできることから始めていきたい。できない理由を考えるより、できることは何かを考え、それをやりながら、より大きな視野で「誰もが同等に社会にとけ込みながら暮らせる社会」を、みんなと協力して創っていきます。
人は生まれて成長し、老いて亡くなります。これは誰もが経験し、子孫が引き継いで続いていく「人の営み」の流れです。当社では障がい福祉サービスと高齢者介護を、単にそれだけの範囲で終わらせることなく、人の営みの流れの一部であると考えています。愛する家族が亡くなる時に大切にされる姿を見れば、残された家族も穏やかな気持ちになるでしょう。障がい者が事業所などで就労にむけての準備を行うだけでなく、社会としても彼らを受け入れる場所を増やしていかなければなりません。また障がい者を受け入れる世の中を作るための情報を発信していく必要もあると考えています。
高齢者は心身の衰えとともに、だんだんと自由が制限されていきます。しかしそういった制限の中でも、できるかぎり、その人が望むように、その人らしく暮らせるように工夫しています。たとえば、車いすの方であるとか、噛むのが難しい方であっても、工夫をして外へ出歩き外食ができるような配慮も行っています。また障がいをお持ちの方には、その方に合わせた就労支援を行ったり、日常生活の中でも可能なかぎり、その方の希望を実現していくよう努めています。例として障がい者のためのグループ・ホームでは、土日や連休も食事の提供を行っています。また就労支援のための事業所自体の休日を減らすことにより、ご本人の希望に応じやすく、通所して頂きやすい事業所運営にも努めています。
わたしたちは、あなたの可能性を広げる伴走者でありたい。